私たちの強み
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飛騨に独自の講習センターを持っています
講習センターとは、基本的には法律で義務付けられている「入国後講習」を行う施設です。監理団体が独自の「講習センター」を持ち、管理・運営ができるという事は、「入国後講習」の進捗状況を常に把握して、技能実習生の状況に合わせて日本語講習や日本の生活習慣の指導を行うことができるという大きなメリットがあります。
その他にも、講習センターの役割は、技能実習生の親睦を深めるための場所であり、さらには受入企業の従業員の方や地域の皆様と交流する場所となったりします。時には、技能実習生のシェルターともなり得ます。このような理由により、当組合では講習センターの存在は重要だと考えています。
入国後講習について
当組合では、専門の資格を持った日本人の日本語講師による「日本語講習」を行っています。
技能実習生は母国にて、日本語および日本での生活に関する様々な講習を受講して来日しますが、入国後さらに1か月間は講習センターに滞在して日本の生活に慣れるように過ごします。技能実習生はセンター滞在中、炊事・洗濯・掃除を協力して行います。組合および講師はそのすべてにおいて指導します。
入国後講習カリキュラム(176時間)内訳
講習内容 | 時間 | 詳細 |
---|---|---|
法的講習 | 8時間 | 労働法・技能実習法・入管法等 |
生活案内 | 20時間 | 日常生活の様々な案内(買い物・公共交通機関の利用方法・マナー等) |
健康診断 | 4時間 | 雇い入れ健診 |
警察講習 | 4時間 | 交通安全と交通ルール、防犯講習等(警察署 生活安全課講師) |
消防講習 | 4時間 | 防火講習、消火体験等(消防署) |
日本語講習① | 80時間 | 生活編 |
日本語講習② | 56時間 | 現場編(業種別) |
講師紹介
日本語教育主任岩塚 久美子 先生
主に入国後講習の日本語教育担当
プロフィール
- 元小中学校教諭
- 2010年日本語教師養成プログラム終了
- 以降日本語教師として活躍
- ベトナム現地での日本語教師経験豊富
非常勤日本語講師原 和子 先生
主に日本語講習会担当
プロフィール
- 日本語教師会ゆうゆう代表
- 富山大学、専門学校、YMCA等において日本語教師経験30年以上
- 技能実習生対象の日本語教師歴7年以上
日本語教師兼生活指導員梁 春櫻 先生
主に漢字分野の指導及び日本生活マナーの指導担当
プロフィール
- 台湾出身、在日23年
- 日台友好のかけ橋として活躍
介護職種指導担当見廣 貢輔 先生
主に介護職種の日本語教育担当
プロフィール
- 介護福祉士
- 介護支援専門員
- キャリアコンサルタント
- 介護関係職種経験10年以上
日本語講習会について
いよいよ技能実習を開始した技能実習生は、技能実習指導員や生活指導員、その他の従業員の方々とコミュニケーションを取る時に、その多くの実習生達は自身の日本語能力不足を実感します。彼らの日本語能力向上の意欲に応えるために、組合主催の「日本語講習会」を開催しています。
専門の資格を持った日本人の日本語講師による勉強会を毎月1回以上開催しています。N4~N3の日本語能力試験合格を目指しながら、コミュニケーション(会話力)向上を目的とした内容となっています。
ある日の「日本語講習会」(2時間)
時間 | 内容 |
---|---|
~13:25 | 受講者受付(出席確認) 前回の宿題提出 |
13:30~13:40 | 前回の講習内容の復習テスト |
13:40~14:05 | 会話講習① 練習問題 |
14:05~14:10 | 休憩 |
14:10~14:35 | 会話講習② 練習問題 |
14:35~14:45 | 休憩/前回の宿題の返却(採点後) |
14:45~15:05 | ヒアリング講習 練習問題 |
15:05~15:20 | 漢字書き取り練習 |
15:20~15:30 | 次回の宿題配布・説明・質問時間 |